とある獣医の豪州生活Ⅱ

豪州に暮らす獣医師のちょっと非日常を超不定期に綴るブログ

とある獣医の豪州生活Ⅱ

マッカイ(Mackay)のビーチカンガルーを撮ろう

「海と朝日とカンガルー」という光景が非常に絵になるため観光客に人気なのだ。

ハイイロハヤブサを求め赤き内地へ

追いかけるのはGrey falcon、ハイイロハヤブサ(Falco hypoleucos)。3泊4日、赤い大地と熱砂と寒波のキャンプ生活です。

臨床勤務医の目標・4つのパラメーター

自分の掲げる臨床勤務医として「これ守っとけ」と勧めたいのは、以下の4要素をパラメータとして考え、各パラメーターの最大値化を目指すというものです。

豪州のコロナ追跡アプリ COVIDSafe

オーストラリア政府が作ったコロナ感染者追跡アプリ「COVIDSafe」を大まかに紹介したい。

豪州のCOVID-19日記(4月第1週)

オーストラリアにおける新型コロナウイルスの影響と対策を、主観・客観で日記に。

豪州のCOVID-19日記(2月~3月終わり)

2月上旬から3月終わりまでのオーストラリアにおける新型コロナウイルスの影響と対策を、主観・客観で日記に。

今年もアメジスト討伐時期です。

今年も庭に野生のアメジストニシキヘビが出たので深夜25時に捕獲しに行った話。

ケルベロスに去勢手術を施す考察

臨床獣医師たるもの、どんな動物だって診れるようになりたい。それが伝説の地獄の番犬ケルベロスであってもシッカリと対処できるよう、多数の獣医師達でケルベロスの手術プロトコールを考察しました。

安楽死の決断方法 ‐ 安楽死のすゝめ

安楽死は良いものです。 ここに、ペットの安楽死を少しでも考える必要が出てきた方に向けて、安楽死の決断方法について書いていこうと思います。

豪州のノネコ問題まとめ - ノネコの影響から駆除方法まで

オーストラリアのノネコ200万匹駆除政策。その影響、方法、目標に至るまで全てを日本語で解説します。

【2019年版】餌虫の栄養価を徹底比較 ‐ コオロギ類、ワーム類、デュビア類を比べてみよう

爬虫類や両生類に与える餌虫はどれが良いのか…ここに2019年版と称して新たにリフレインした餌となる虫の栄養価比較表を投稿したいと思います。

Vetpay - 動物医療のためのローン会社

Vetpay、簡単にいえば「獣医療専門のローン会社」というべき金融機関。その圧倒的な迅速さと病院側のリスクの無さを語ります。

獣医学生よヌードになれ

オーストラリアの獣医学生の一部は伝統的にヌード写真集を一般販売するというアホの極みみたいなお話。

獣医師と自殺について

オーストラリアにおける獣医師の自殺率は、平均自殺率の3.8~4倍。豪州の獣医師における自殺率の高さの原因について考察していきます。駄目なら逃げよう、動物だもの。

反ワクチンの言動を反エアバッグで例えると面白い

反ワクチンの主張を反エアバッグとして言い換えると非常に面白く的確なたとえ話が完成する、って話をチラリと見かけまして、モノスゲェ適切な例えになるのでちょいと書いてみます。

畜産動物における福祉と金の関係

畜産はビジネスだ。動物福祉を向上しつつ現状の生産効率を維持することはできない。ならどうすればいいのか。生産性の指向を変えれば良いのだ。

面白系の急患

動物病院を回す際、大抵は午前と午後に診察をやって、間の時間に手術を行うのですが、そこは病院、時折切羽詰まった急患が駆け込むことがあります。 しかし獣医が一人だけの場合、こうした急患に即時対応できるとは限りません。他の急患や重病患畜に付きっき…

麻酔銃の種類と仕組み

獣医は銃器を使うんやで、という話が何故かツイッターでバズったのでその延長として皆さまにあまり馴染みのない麻酔銃というモンを紹介しつつ、ついでにジュラシックワールドのオーウェンのおっさんがいかにピンチだったかでオトしてみました。

野生のアメジストニシキヘビを捕獲せよ

同僚の庭に野生のアメジストニシキヘビが出現したので捕獲してきました。

外部検査には思いやりを込めて

血液検査等を外部の研究所に発注する際にはみんなちゃんと研究所で獣医師の「味方」になってくれる病理学者さん達に対する思いやりの気持ちを大切にしろよ、ってお話。

Australian Mantids

今日は虫注意だ。 Tenodera australiasiae。別名Purple-winged Mantis 亜熱帯地方の夏場はとにかくすげぇ量の雑草が庭に生えてくるわけでして、ここ最近はずっとそいつらの除去、除草を行ってきたわけなんですが、思いもよらぬ副産物が。 草が生い茂ってる状…

日本のビジネスマンすげぇ。

どうも、長い間使っていたサンダルがぶっ壊れたワタシデス。 どうすんだよぉ、オーストラリアにおいてサンダルの無い人なんてどこにも行けないようなモンだぞ。免停中のレーサー、革靴の無いビジネスマンみたいなモンだぞ。 ということでビジネスマンの話ですよ…

Out of comfort zone

Out of comfort zone、安心できる範囲外に飛び出すことでヒトは成長するのだと信じて、自分の安心できる環境から一歩前に出ますわ…

コウモリと狂犬病と、動物感染症研究所

麻酔でぐっすりコウモリさん イヌに襲われてしまったというコウモリさんが来ました。 時間もあったし、骨折とかは無い様子なのでとりあえず傷口を縫ってみることに。 こういう時はあれです、基本もうアドリブです。「イヌだったらこう縫う」の勢いで縫ってみ…

生物兵器の強さとは

水槽がコケに呑まれたのでリセットしますた。園芸用肥料の追肥は計画的に…いやこれマジで

本格的にC病院の一員になりつつあります。

どうも、最近ずっと代診に次ぐ代診でどったんばったん大騒ぎなワタシデス。 最早週の半分を80km離れた病院で送っておるわけですが、ここにきて更なる展開に。 本部「えー、C病院の院長ですが、予定を繰り上げて今週退職です…」 AKI「なんともまた急なお話で・・…

急病で診る

朝、いつものように携帯のアラームが鳴って目が覚めたのですよ。自分は朝弱い系で5~10分毎にアラームを連発する系男子なのですが、まぁ結局最終的に起きるのはタイマー管理で煌々と光を灯しまくる水槽群の照明で目蓋の裏まで強制的な視覚的刺激を与えて起き…

Zylkene(ジルケーン)が豪州上陸

オーストラリアにZylkene(ジルケーン)が入ってきます。ストレス症のイヌネコ持ちはぜひ試そう。 なお日本では絶版の模様←

ネコのおもちゃ:Catmosphere

動物病院に届いた最新の動物玩具カタログ内から衝動買いしたCatmosphereが届いたのでとりあえずうちのネコに与えてみた。かわいい。

何も入ってない水槽

水槽を2本立ち上げた。 正直な話、何も入ってない状態のカラの水槽が一番ワクワクして楽しいよね。 何かが入ってると、 やれ水が汚いだ、 やれトリミングが必要だ、 やれコケが出てるだと、 水槽管理者としては絶対にどこかしらネガティブ要素が目に入ってし…