とある獣医の豪州生活Ⅱ

豪州に暮らす獣医師のちょっと非日常を超不定期に綴るブログ

とある獣医の豪州生活Ⅱ

アキクサインコに魅せられて(2024年キャンプ7日目)

秋草の弛む大地に鳥は舞う

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朝6:20、共に一夜を明かしたモモイロインコ達の朝の雑談につられて起床。もうすぐ陽が昇る。本日の目標は野生のアキクサインコに出会うこと。

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身支度を整えているうちに日の出。少し南下してきた影響で朝の冷え込みも感じるようになってきており、太陽の暖かさに想いをふけていると、後ろの方からピロピロという声が聞こえる。

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「コイツは予習していた声じゃね!?」と振り返ってみると、まさしくその通り、待っていたアキクサインコが枯木に留まっているじゃないですか!ペアで訪れてくれた様子。とっても可愛らしい。が、しかし時刻は7:20、太陽光はまだ地平線の端から赤い可視光線を放っている時間帯。うーん、写真はとても微妙である。

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しかし出会えることこそが大事。一応証拠写真も撮れたし満足である。アキクサインコは地味に分布範囲も狭い僻地に棲んでいるので出会うのがそこそこ大変。満足して朝飯のスープを作る。

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と、まさにお湯を沸かしてカップに注いだタイミングで何気なく顔を上げてみると、なんと3m先のフェンスにちょこんと1羽のアキクサインコが留まっているじゃないか...!慌ててカメラを構えた瞬間に飛び去るアキクサインコ。見失う私。打ちひしがれる私。運がない...。

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いや、運はあった!打ちひしがれる私の耳元で例のピロピロした声が。しかも複数だ。顔を上げると、枯木の上に求めていた子の姿が。帰ってきてくれたか!

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彼らも彼らで朝のお水を一杯やりに来ているらしく、ヒトの存在もあまり気にしていないボーナスタイムに突入。これはアツい!

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ポジション的に逆光だったのでジワリジワリと回り込んで順光ポジションを確保。特に気にするでもなく水場の安全確認に集中しているインコ達。

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そして地面へ。まだまだ周りを警戒中。一挙手一投足が愛らしすぎる。

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ここだ!というタイミングでお水へ。

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そして5秒ほどで勇気パラメータを消耗してしまい桃色の胸と青色のオシリをふりふりしながら水から離れる。可愛過ぎるのだ。

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ピロピロ言いながら飛び去るまで5分ほどはあっただろうか。大満足の観察になった。今日はもうおしまいでいいや。尚スープはぬるくなっていた。ハエがすげぇぜ。

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アキクサインコを見るために連泊することまで視野に入れていたが大満足の結果になったため移動を決意。Bourkeの町を目指します。

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道中は安定のフトアゴヒゲトカゲさん。なんか警戒して潰れた体制。

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CunnamullaからBourkeまでの道のりはひたすらまっすぐで暇である。ただただ車を走らせていたらQLD州が終わってNSW州へと入っていた。

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看板を撮るために降車したら奥の方でセキセイインコ達が木に降りた。そう言えば今回の旅では散々上空を飛び回る彼らを見ていたが地面や木に降りた姿を見ていなかったので写真撮ってないなぁ。証拠写真だけ抑えるも、遠すぎ&陽炎が立ってしまって映らん。

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Bourkeの町に着いたらすぐに町外れのとある場所に。ここも2022年にお世話になって連泊までした場所。クルマサカオウム狙いで今夜はここです。

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前回来たときは物凄い蚊の猛攻を受けたが今夜は平和そのもの。ハエも少なく快適であった。若干の冷え込みは感じるが南十字星は今日も綺麗に輝いていて精神衛生はすこぶる宜しい。ここはネットも繋がらないので久々の現代文明デトックスである。メシを食い、冷え込んできてやることもないので早々に寝袋にこもり、ノンビリやっているうちに19:30頃には寝落ちしてしまった。こういう時間こそ人生には時々必要だと思うのだ。

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地の果てへ征く(2024年キャンプ6日目)

地平線まで砂を蹴って征く。

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朝5:50起床。本日は小高い丘から日の出を見つつ、早朝の鳥たちを狙いに行きます。

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暗い町を進み、町外れにある丘へ。ハエの量が多いのは内陸あるある。地平線の向こうから顔を覗かせた太陽に挨拶してから丘を降りる。

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本来であれば丘の麓の水場に朝の給水に鳥達が集まるであろうと読んでいたのだが、いやはや来ない。期待外れの静かさである。どうしようもないので朝の鳥見を諦めて移動を開始。うーん、昨日はこの辺にセキセイインコいっぱいいたんだけどなぁ。。。

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本日はQuilpieから南下してEuloとCunnamullaの中間地点に位置する野営地・鳥見スポットを目指します。ちょっと寄り道を加えて350kmくらいの移動。

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道中はキンカチョウ、フトアゴヒゲトカゲ、サンドモニターに遭遇。オカメインコもいたけど遠すぎて撮影できず。

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あと上空をひたすら10-20羽の小さな群れでセキセイインコが忙しなく北上する姿を道中30-60秒ごとに目撃。君たちもっとどこか木陰に降りてくれ、写真撮るから...。

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2時間ほど走ったところで本日の寄り道の場所へ到着。Lake Bindegolly National Park。一応鳥見ができる国立公園らしいが詳細は一切不明。偵察に行くぜ。

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トレッキングコースの立て看板を見ると周回9.2kmとのこと。おぉ、時間はあるから構わんけどこの環境で3時間コースはちゃんと準備せねば...

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帽子にフェイスカバーに長袖と、日差し&ハエ対策万全で突っ込みましょう。塩分の摂れる軽食と水も持ちます。

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ひたすら炎天下の地平線まで歩かされる。なんだここは...。多分雨が降ると一部が湖になる環境なんだろうけど、ひたすらに乾燥してる。

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バードウォッチング用の場所、まで来ても結局水場は無い。うん、若干雨降った後なら凄く良い環境なんだろうな。だから事前情報も古い記録だったのね。

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White-winged fairywrenさんはこの乾燥限界地でも元気に跳ね回っていた。元気過ぎてピント合わねぇって。

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頑張ってみたけど暑いしハエ凄いしで断念。

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ブッシュウォークというよりは砂漠地帯の従軍訓練に近い何かを終えて、本日の野営地点へ。

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Euloの町を越えて着いたのは、前回も来た場所。22年の10月に来たときはとにかく鳥の濃い良い環境だったので期待。ここをキャンプ地とする。

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が、あまり鳥の声がしない。これは夕方だから...?それとも天候や気候の影響でみんなどこか違うところに散ってしまった...?いずれにしろ朝まで待ってみましょう。狙うはBourke’s parrot、アキクサインコです。ペットとして人気だけど野生環境で見つけるのは分布も狭くて結構大変なのよな。

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テントを設営して夕飯を作っていると隣にモモイロインコの木が出来上がっていた。君たちも今夜はここか。

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木の隣にある水桶(多分元は家畜用)でワチャワチャとしている様子を肴にメシを食い、この日は早めの就寝。

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伝説の地「エロマンガ」博物館へ(2024年キャンプ5日目)

男の子の夢が溢れる町、エロマンガ

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5日目朝は6:40に起床。前日が車中泊であったためテントで寝る夜は非常に快適であった。

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特に寒くもないが前日の焚火を復活させて朝ののんびりタイム。川のほとりに陣取っているので朝活発になり給水に来る鳥や動物の姿を期待していたがビックリするほど何も来ない。たまに上空にセキセイインコの声がする程度で終わった。

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こうなると長居していても何もないので7:40には撤退準備を完了して再び道路へ。本日目指す場所はこの旅の折り返し地点である伝説の町(当社比)Eromangaである。別に卑猥な意味はない。歴とした町の名前であり、ここいら一帯の地層をEromanga Basinと呼ぶのだから仕方ない。

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エロマンガへの道のりは長い。全て舗装路なのが救いだが、ブリスベンから直通で1100kmほどある。因みにオーストラリアで一番海から離れている町なのだそうな。

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道中でオカメインコの群れが飛び出してきたので停車。地面に降りて草の種を採食中。相変わらず特有のヒョイヒョイ声が愛らしい。逞しくもこの赤い内陸の地で元気に暮らしている。

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更に道中、今度は第一フトアゴさんにも遭遇。道に転がっているところを避けて停車し撮影。近づく前に逃げてしまったが逃げるなら車で真横を通り過ぎる前くらいには逃げて欲しいものである。

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どんどん進む。エロマンガまで残り69kmの標識が現れた。特に他意はない。69でエロマンガである。

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環境はひたすら内陸。カンガルーを避け、エミューを避けて時速100kmで進んでいく。

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オカメインコやトカゲやエミューを撮影しながら走り続けること3時間、ついにエロマンガの町に到着。

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とりあえず町はすっ飛ばしてそのままエロマンガ自然歴史博物館(Eromanga Natural History Museum)へと直行。町から少し外れた荒野にあるらしい。

そう、エロマンガといえば男の子のロマン。エロマンガといえば恐竜です。

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駐車場に到着。10:50というなかなか混雑しそうな時間に来てしまった。車が3台も停まっていやがるぜ。この膨大な駐車スペースを使う時は果たして来るのであろうか。まぁ土地は有り余ってるし良いのか。

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周りの田舎的雰囲気からは異質な香りがプンプンと際立つ超近代的な博物館の外観。それもそのはず、建設開始2019年でコロナを喰らいつつの開館2022年だからね、超新しい観光スポットなのである。

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博物館内に入るとこれまた近代的でオシャレな受付。後ろにはセキセイインコの剥製が群れを成しているのがとても内陸感あって良きです。

全く事前情報無しで訪れてしまったけど、どうやらこの博物館はツアーガイド式で、ツアー時間は9時、11時、13時、15時に分かれている模様。到着時間10:57。完璧すぎるタイミングで着いた。

 

入場料35ドル。嬉々としてお支払いしますとも。田舎の産業に課金は大事だし、考古学者の助けに少しでもなるなら幸いです。

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陽気なツアーガイドの兄ちゃんに連れられてまずは視聴覚室で20分ほどのイントロムービー。ここは著作権とかで撮影禁止。内容はビッグバンから地球誕生、そして現代に至るまでの生命体の進化と絶滅の歴史。それぞれの時代の時間の長さを「ブリスベンからエロマンガ博物館までの陸路」で可視化しているのがユニーク。そうだね、ブリスベンからエロマンガの町までが1100kmだとしたら、生命の誕生は町から博物館駐車場だものね。

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そしてガイドの兄ちゃんに連れられて化石の保管室へ。エロマンガ博物館は地理的に2つ、主軸となる恐竜の化石が展示・保管・研究されています。

1つは近隣であるEulo周辺で発掘されているディプロトドン(Diprotodon)。体長3.4mほどのウォンバットの形をした、世界最大の有袋類の化石です。近場で発掘されるのでここに補完され研究されています。

そしてもう一つが愛称クーパーで親しまれている、Australotitan cooperensis。体長30mの、現在世界三位の巨体を誇る大型恐竜。エロマンガ地区で発掘された、この地域の主人公。

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館内にはクーパーの左前脚と左後脚の3Dプリント模型がデカデカと立ち、周りにはガチで発掘してきたけどまだ手が回っていない化石サンプルで埋め尽くされている状態。これはアツい。

「多分あと100年分の仕事量を超えるサンプルが保管されてる。世界恐慌が来ても仕事はあるぜ!」とは陽気なガイドの兄ちゃん。不景気が来たら真っ先に予算削られてしまうのではないかと冷静にツッコミはしない。本人は楽しそうである。

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こっちは本物のクーパーの骨。ちゃんと温度管理もしっかりしてます。しかし発掘以前のダメージは大きい。クーパーはエロマンガ地区にある牧場の私有地から出土しました。そのきっかけを作ったのは2004年に牧場の14歳の息子が牧場内をバイクで走ってたら「見慣れない石」を見つけ、これを拾ったことが始まり。この石をたまたま親がブリスベンの博物館に何気なしに送ってみたところ古代地質で小さな化石が沢山含まれていたのだ。

 

つまりは厨二病が大きな発見へと導いたのである。Euloからディプロトドンが出土したきっかけも別の14歳だったはずなので、やはり厨二病と男子の変なモノ集める癖ってのは大事なのだ。

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たっぷりと博物館を堪能して、お土産のマグネットにも課金してホクホクである。

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しかしエロマンガの凄いところはこれだけじゃない。事前情報によるとここには公衆トイレに無料シャワーが備え付けてあって、お湯も出るというではないか!

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野営民としては無料シャワーはありがたいので早速使わせていただく。掃除も行き届いておりお湯も安定供給される!すごい!ありがたい!エロマンガシャワーだいしゅき!

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シャワーのお礼にもうちょっとこの町に課金したくなったので、近くにあった「エロマンガカフェ」へ。 歴としたカフェです他意はない。因みにここはエロマンガキャラバンパーク、エロマンガモーテル、そしてエロマンガ郵便局も兼任している。

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「こんちゃっす!昼飯食えます?」

「いらっしゃい!バンズが切れてるからサンドイッチになっちゃうけど良いならね!」

「構わんですよー、オススメとかあります?エロマンガサンドイッチみたいな?」

「私が作るんだもの全部最高の絶品よ!」

「それもそうだな!じゃあフィッシュバーガーで!」

田舎のおばちゃんのノリである。ワイ氏の中でエロマンガ株は鰻登りだ。

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作りたてほやほやのフィッシュバーガー改めサンドイッチをその場でいただく。内陸の醍醐味である、美味しい。エロマンガ最高。エロマンガ万歳。

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そうこうしている間にに時間はどんどん過ぎていき、帰り支度となった。エロマンガでやりたいことはやったので、来た道を戻りこの日はQuilpieで一泊。

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